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2021-10-15

赤ちゃんは語学の天才?!

本日は、ワシントン大学の発達心理学者のパトリシア・クール(Patricia Kuhl)博士の
「The linguistic genius of babies(邦題は「赤ちゃんは語学の天才」)」研究報告をご紹介します。

この研究報告には二つの要素があります。

一つ目は、言語習得には臨界期があり、生後6~8カ月時点では、どんな言語の音も聞き取ることができるが、この臨界期過ぎると、子どもはその能力を失い、自分の周りで話される言語の音を吸収するようになるというものです。

博士は日本とアメリカの赤ちゃんを対象に、” l(エル)“と” r(アール)”の発音を聞き分ける能力の発達度合いを調査しました。

すると、アメリカの乳児は生後6~8ヶ月、そして生後10ヶ月以降もlとrの聞き分けができることができたのに対し、日本の乳児は生後6~8ヶ月のときは、lとrの聞き分けができたのに、生後10ヶ月以上になると、lとrの聞き分けができないくなってしまったのです。

この実験から博士は、乳児はあらゆる音の聞き分けが可能であるが、生後10ヶ月頃を境に周囲の人々が話す母語を聞くうちに、聞き分ける必要のない音の差を無視し、区別しなくなる、と結論づけました。

二つ目は、音を習得するプロセスに関してです。赤ちゃんが言語を習得するには、人とのコミュニケーションが必要だというものです。

博士は、第二言語を全く聞いたことのないアメリカの赤ちゃんに、臨界期である生後8ヶ月頃から中国語に触れさせる実験を実施し、赤ちゃんが音を習得するプロセスで人間がどような役割を果たすのかを調べました。

赤ちゃんをAグループとBグループとCグループの3つに分け、条件を以下のように変えました。
Aグループでは、人が直接中国語で赤ちゃんに絵本を読んだり、話しかけたりしました。
Bグループでは、テディベアの近くにスピーカーを置いて音だけで中国語に触れさせました。
Cグループは、比較用に中国語に触れさせないグループです。

その結果、Aグループは中国語を第一言語とする台湾の赤ちゃんと同等に中国語を聞き分けることができましたが、Bグループの音だけ聞いていた赤ちゃんはCグループと同じスコア、つまり中国語を聞き分けることはできませんでした。

博士は、この実験から赤ちゃんがその言葉を学ぶには、人の関与が必要だと結論付けています。

英語のCDをかけ流しているだけでは赤ちゃんは言語を習得しないのです。

このように言語を本能的に習得するには赤ちゃんのうちから人を通じて英語に触れさせることが必要のようです。

もちろん臨界期を過ぎても本能として聞き分けることができなくなってしまうだけで、言語の習得ができなくなるわけではありません。
博士の言語の習得についてのグラフを見ますと、続く3歳までで一つの能力の区切りがあり、また7歳までで能力の区切りがあるようです。
ただ、研究結果を見ますと早ければ早い方が簡単に語学を習得することができることが分かります。
研究結果を詳しく知りたい方は博士のTEDの動画をご覧ください。

YEP @yeppreschool では、生後半年よりママとベビークラスがありますので、臨界期に英語耳を養うことができます👂

ママとベビークラスでは、曲に合わせて手足を動かしたり、挨拶をしたり、絵本を読み聞かせしたり、たっぷり2時間英語に触れ合います👩‍🍼🎵

途中ティータイムもありますので、お母さまの情報交換の場としてもご好評頂いております🥰

やはりママとベビークラスからのお子さまは意識せずに自然に英語が出てきますし、発音が良いです👶
初めての習い事としてお勧めです💕

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